Keisuke's Common Library 2.15 リリース (2012/02/26)
公開日 : 2012/02/26 (日)
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報告が遅れました。
自分自身の開発負担軽減を狙いとして開発・更新している Keisuke's Common Library ですが、最新版としてバージョン 2.15 を昨日オンライン ソフト作者向けに一般公開しました。
新関数の追加や動作改善をメインとしています。また変更もあり、バージョン 2.10 まであった Itanium 版は対象環境がサーバー向け Windows でのみ提供されており、一般環境での利用が皆無であるため廃止となり、今回より 32 ビット版 (x86) と 64 ビット版 (x64) の 2 種類のラインナップとなっております。
新関数は 2 つ新設されており、コントロールに対してビジュアル スタイルを調整する KSCSetVisualStyle() 関数と、KSCGetVersionResourceString() 関数の動作改善に伴って、新たにポインタ解放用関数 KSCPointerFree() 関数の 2 つがそれです。
後者は KSCGetVersionResourceString() 関数において内部でバージョン リソース取得系 API を使っていますが、そのブロックのデータを保持しているポインタの解放処理が必要であることが発覚したため、格納用のポインタを別に用意してそれを返すように仕様変更されたことによるものです。
このため、上記の関数使用時は必ずセットで KSCPointerFree() 関数を使って、返ってきたポインタを解放しなければなりません。このため、すでに KSCGetVersionResourceString() 関数を使ったプログラムではソース コードの修正が必要となりますのでご注意いただきたいと思います。
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