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Keisuke's Logon Time Limiter 次期バージョンについて (2014/12/31)

公開日 : 2014/12/31 (水)
コメント : 0 件 | カテゴリ : Keisuke's Logon Time Limiter
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ご無沙汰してしまい申し訳ありません。
2014 年も残すところ残りわずかとなりました。

まずはじめに、今年はソフトウェア開発が捗らなかった上、スランプに陥ってしまったため開発が完全に滞ってしまいましたことをお詫びいたします。

現在次期バージョンとして開発を進めているバージョン 3 系列 (コードネーム : Honoka) についてですが、心機一転を兼ねてこれまで開発中だったものをいったんすべてリセットすることにしました。

その理由として、開発停滞が長期化したことでどこまで開発が進んでいたのかについての整理に時間を要することがありますが、これは 2 番目の理由です。

1 番の理由は開発環境の再整備にあります。

今までソフトウェア開発に Visual C++ 2005/2008 の各 Express や Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop を使用してきましたが、Express に代わる、新たなフリー版として Visual Studio Community 2013 が登場したのを機に開発環境の本格的な移行を検討しています。

Visual Studio Community 2013 について簡単に説明すると、今ある同じフリー版である Express シリーズの上位版かつ事実上の後継にあたります。Visual Studio 2013 シリーズにも Express 自体は設定されているため、フリー版が実質 2 種類存在する形となっています。

Express シリーズは無償で利用できる代わりに機能面や作るソフトのターゲット層などで多くの制約がありましたが、Community 2013 は中身が市販バージョンである Professional エディションそのものであるため、Express で存在した制約がほぼ撤廃されているのが特徴です。つまり、個人ユーザーならコストを掛けずに Professional 相当の開発環境を構築できることになります。

しかし重要なのは実はこの部分で、単に無償化されるのではなく、無償で利用できる代わりにソフトウェア開発する側のユーザー ターゲット層に制限があります。これは Express シリーズにはなかった部分です。

使う側のターゲット層は、

・個人開発者
 → 個人でオンラインソフト開発・公開を行う人を含む、いわゆるサンデープログラマーがこれに該当
・大学関係者
・非営利団体従事者
・オープンソース開発者
 → 具体的な基準がありますがここでは割愛
・中堅・中小企業
 → PC 台数 250 台未満かつ年商 1 億円未満、該当企業 5 名まで

にそれぞれ限定されています。このため、場合によっては今使っている Express シリーズを継続使用した方が良いケースも出てきます。

なぜかというと、使う側の形態によっては上記に抵触する恐れがあり、移行するために改めて Visual Studio のライセンスを購入しなければならなくなる場合があるためです。

しかしながら、個人ユーザーの場合は上記の条件をクリアしている可能性が非常に高いため、中堅・中小以上の企業に従事していてソフトウェア開発に仕事で携わっていないのであれば導入して使うのは問題ないと思います。

来年こそは 1 本出すことができたらと思います。
それでは良いお年を!

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