新作ソフトウェア開発開始 (2009/12/21)
公開日 : 2009/12/21 (月)
コメント : 0 件 | カテゴリ : Keisuke's Backup
<< ブログトップ >>
WMP Skin Editor 3.5 の開発が思うように進まないことから、気分転換も兼ねて前倒しして新作ソフトウェアの開発を始めました。
今回の新作ソフトはバックアップ ツールで、名称は Keisuke's Backup としました。
Keisuke's Backup は開発環境に HSP を使っていた時代にビルドした iBackup の後継ソフトになります。
そのため、バージョン番号は iBackup から引き継いでおり、次はメジャーバージョンアップとして 2.0 となる予定です。開発言語は C++ 言語ですが、WSE や Keisuke's Logon Time Limiter の時とは異なり今度は現在最新版である Visual C++ 2008 Express Edition でビルド・デバッグを行っています。(参考 : 現在の WSE や Keisuke's Logon Time Limiter は一つ前のバージョンである Visual C++ 2005 Express Edition でビルドしています。)
特に iBackup 改め Keisuke's Backup は 2010 年完成を前提にした場合実に 5 年ぶりのバージョンアップとなります。現在最新版である iBackup 1.02a は 2005 年公開であり、ちょうど Windows NT 系列への対応を視野に入れていた時期だった (この当時はまだ Windows Me のままだった) ため、Windows 2000/XP 以降の Windows には正式に対応していない上、CAB32.DLL を利用する仕様となっています。(この当時はまだ Visual C++ にフリー版が存在しなかった上に C 言語の知識が乏しかったため)
現在開発している 2.0 は Windows 2000/XP 以降に正式対応するほか、64 ビット版 (x64) も用意する予定です。また、今回は本来なら公式サポートは行わないサーバー版 Windows 上での利用も想定している (サーバー版 Windows 環境でもバックアップの需要が見込める) ため、Itanium 版 (IA-64) も用意する方向で調整を行っています。
このため、例外的に Windows Server シリーズにも公式対応する予定となっています。これは Windows がサーバー用途に特化しているか否かの違いであり、基本的な動作はクライアント版もサーバー版も変わらないからです。(特に Windows Server シリーズの場合は発売当時のベースとなったクライアント版 Windows と同じ実行エンジンであるため)
なお、2.0 から Windows 98/Me/NT4.0 には非対応となります。これらのシステムをお使いの方は iBackup 1.02a をご利用いただく形となりますが、あまりにも要望が多い場合には Windows 98/Me への再対応も健闘する可能性はありますが、既にサポートが切れてから 3 年以上 (NT 4.0 は 5 年) 経過しているため、お勧めはしません。
完成は来年になる予定です。
コメント一覧
コメントする